目次
サイズ感を制すものが女装を制す!
メイクと一緒に覚えたいのが女装服の選び方。
「選び方も何も、着たい服を着るよ!」
もちろん間違ってはいません。
しかし、そう思ったあなたは注意しないと女装の壁にぶつかるかもしれません。
twitterなどで見かける美しい男の娘達も実際には男性です。
どれだけ細くても肩幅やお尻、骨盤の形などはやはり男性なのです。
女装をするにあたってぶつかる壁の一つ、そう「男性服と女性服のサイズ感の違い」です。
かわいい!というだけで服を選び注文して、結局入らない・・・
そのような悲劇はわりと起こりえるものなのです。
また、実際に着てみると
「あれ?なんか短い・・?」
「なんか窮屈でパツパツに見える」ということもあります。
ここでは、女装用の衣装の選び方について紹介していきます。
女の子の服って種類多すぎない?
メンズのMサイズはレディースの何サイズ?
男の娘がレディース服を購入する際に一番多くしてしまうミスがサイズを見誤って入らないということです。
買う前にしっかりチェックしたつもりでも試着をせずに購入するとよく起こる問題です。
そもそも何を基準にサイズを判断しているから見誤ってしまうのでしょうか。
「普段(男性のとき)Mサイズだから女装する時はLサイズかな」
もしかしてサイズについてこんな風に考えていませんか?
間違ってはいませんし、これも一つの考え方です。
しかし、実際には「Mサイズ」といっても、メーカーによってサイズはまちまちです。
外国製なのか、日本製なのかでも「Mサイズ」のサイズ感は大きく異なります。
普段外国製のMサイズの服を好んで来ている人が、女性用のLサイズの服を着た場合、窮屈に感じることでしょう。
普段のサイズからワンサイズ上げればいいという考えだと、場合によっては服が入らないということもありえるのです。
「メンズのMサイズ=女性用のLサイズ」というわけではないのです。
ではどうすれば間違いなく自分に合ったサイズの服を購入できるのか。
その答えは「自分のサイズを正しく把握する」ということです。
多少面倒に感じるかもしれませんが、ちゃんと自分の寸法を把握して、服を購入する前にしっかりと確認することが大切になります。
特に試着できないネットショッピングなどの場合、事前にしっかりと確認するようにしましょう。
自分のサイズを把握するということは、己の肉体管理にもつながる部分!
トップスを選ぶ際にはどこのサイズが重要?
トップスを選ぶときには、「肩幅」「袖丈、袖幅、袖口幅」が重要になってきます。
女性用の服と男性用の服で比較したときに、大きくサイズ感が違う部分です。
ストレッチの効いている素材であれば、ある程度カバーできる部分もありますが、伸びない素材だと最悪入らないこともあります。
肩幅
女性は肩幅が狭い人が多いのに対し、男性は肩幅が広い傾向があります。
肩幅のサイズがあっていないと、入らない・肩が張って見える・袖が短くなるなどのリスクがあります。
確実なのは、自分の肩幅のサイズを正しく認識しておくということです。
服のMサイズやLサイズという表記だけでなく、肩幅の表記をチェックすることで「せっかく買っても入らない」ということを防げます。
なお、肩幅の表記があまりにぴったりだと、ちょっと動いたときにきつく感じることもあります。
少し余裕のある服を選ぶようにしましょう。
もし、どうしても肩幅のサイズがわからなくてトップスを選ぶ場合、 普段着ている男性服の表記サイズの1~2サイズ上は考えておく必要があると思います。
(例:普段Sサイズを着ているのであれば、女性用のM~L以上、Mサイズを着ているのであれば、L~LL以上)
袖丈、袖幅、袖口幅
男性は女性よりも身長が高い人が多く、手の長さも女性より長い傾向にあります。
そのため、女性だとぴったりの袖の長さも、男性だと「あれ?ちょっと短い・・?」と感じることもあります。
袖丈は自分の腕の長さをあらかじめチェックして、確認することが確実です。
しかし、袖丈は服のデザインによって最初から短いものや、中途半端な丈のものもあります。
最悪、ほかの部分があっていればこちらは妥協してもよいポイントかもしれません。
袖幅・袖口幅はレディースファッションではあまり表記のない部分です。
実際にここで入らなかった!という人は少ないようです。
しかし、表記があればぜひチェックしておきましょう。
なぜなら、袖幅・袖口幅が広い服のほうが男性らしさを隠すことができます。
通常の男性よりも腕ががっしりしているという人は、通販サイトに問い合わせてもいいかもしれません。
ボトムスを選ぶ際にはどこのサイズが重要?
ボトムスを選ぶ際に重要なのが、「ウエスト」と「ヒップ」です。
なかでも「ウエスト」は、特に重要です。
女性服と男性服で比較しても、男性服はウエストが大きめに作られています。
ヒップも一見忘れがちな部分ですが、しっかりとチェックすることをおすすめします。
ウエスト
Mサイズ・Lサイズ、9号、10号などいろんなサイズがありますが、ウエストに関して言えば本当にメーカーごとの差が大きい部分です。
以前Mサイズのスカートを買ってOKだったから、今回もMサイズ・・・というように決めてしまうと、「入らない!」という失敗につながります。
ウエストのサイズ測定は、マストともいえる部分です。
他のサイズ測定は面倒だと思っても、ウエストだけは確実にやっていただきたい部分です。
ヒップ
実は男性のほうがヒップは小さい傾向にあります。 なので、レディース服を着た時に、ヒップで入らない!ということは少な目です。
しかし、中には例外もあります。
ギャル系ファッションなどでよくみられる、タイトなショートパンツやスカートの場合、ヒップも小さめに作られていることがあります。
タイトな女性向けのデザインの洋服は要注意です!
しっかりヒップも確認していきましょう。
オススメ通販サイト
女子男メンバーが服を購入する際によく使用しているサイトはこちらだ
安くて衣装が豊富なんだよね~
Wowma!
服の種類が多く、コスプレ衣装も豊富!値段もお手頃!
サイズだけじゃない!こんなに違う?レディース服とメンズ服
レディース服とメンズ服にはたくさんの違いがあります! どのような違いがあるのか、紹介していきます。
レディース服は種類が多い!
女の子になるならまずはスカート!
そう思って調べ始めると…
ミディ?ミモレ丈??マキシ???
はい、もう何を言っているかわかりませんよね。
「ミニスカートと長いスカートだけじゃないの?」
そう思った人も多いはずです。私はそう思いました。
男性が普段はいているパンツにもスキニー・ストレート・ボトムスなど種類はありますがレディース服の比ではありません。
レディース服はメンズ服に比べて圧倒的に種類が多いです!
普段ファストフードばかり食べている私が付き合いでフレンチに行くことになり、メニューを渡された時に今と同じ気持ちになりました(笑)
しかし、最初から詳しい人などもちろんいません。それは男性でなくとも女性でも同じことです。
店頭であっても、ネット上であっても商品を見た時の
「かわいい!素敵!」
という気持ちを1番に大事にしてください。
自分の中にある「こんな服を着れたら幸せだな」「こんな服を着れたらワクワクするな」というポジティブな感性が大切なんです。
あなたが素敵だと感じた女性も「かわいい!この服が着たい!」というシンプルなワクワクでお洋服を選んでいるはずですよ。
アニメのコスプレ好きだから、制服着たい!
制服かわいいよね~!わくわくするのが一番いいよね!
メンズ服に比べて値段が安いものが多い
ショッピングセンターや量販店で恋人の服を一緒に選ぶ機会がある男性なんかはお気づきの方もいるんじゃないでしょうか。
安い…とにかく安い…
ジーンズやらTシャツやらメンズにも共通する服だとより分かりやすいのですがかなり安くで販売されているのです。
その理由はなぜか。
それはアパレルの市場規模に答えがあります。
アパレルの市場規模は衣類のみで年間約10兆円。
その内訳はレディース:メンズ=7:3
つまり圧倒的に市場規模の大きいレディース服は大量生産に適しており、1点当たりの単価が自ずと安くなるのです!
これはどうしてもメンズ服がレディース服に勝てない部分です。
ファストファッションもどんどん進化しており、安い=ダサいの方程式は今や存在しません。
女性が服を選ぶ基準を気にしていては女装は出来ません!
女装の参考にしようとファッション誌を開いてみると「こんなのが流行っているの??」と目を疑いたくなるようなものが時折あります。
店頭を見て回ってもよく分からない服ばかり…なんてことも少なくありません。
やはり男の娘も流行に敏感でなくてはいけないのでしょうか?
トレンドを外したらオシャレじゃない?
女性の言う「これ、かわいい~」に全く共感してあげられなかった経験はありませんか?
もしかすると「かっこいい」や「おしゃれ」もあなたの思うそれとは食い違っていた経験もあるかもしれません。
女性の「かわいい」や「おしゃれ」にはトレンドや周りの流行が関係している場合も多いので理解が出来ないのも無理はありません!
決してどちらが悪いというわけではなくオシャレとはそのくらいふわっとしたものだと思ったほうがいいです。
オススメされている商品というのは大抵「今、多くの女性が買ってくれそうな商品」です。
ですからネットショップや実際の店頭でオススメされている商品が全く好みでなくとも気にする必要はありません。
女性にとってのかわいいと男性にとってのかわいいは違いますし、おしゃれだと思う基準は人それぞれ違います。
トレンドもメディアが火をつけることがほとんどで、中には来年のトレンドは今年ですでに決められているなんて話も…
着たい服を着こなす方法を考える
素直に自分の着たい服を着たら良いって言われてもずっとそれだと古くてダサいと思われないかな… なんて心配している方もいるかもしれません。
しかし、流行の服を着ている=おしゃれ・・・ではありません。
ロングスカートが流行している時でもミニスカートをおしゃれに着こなしている人はいます。
街にローウエストが溢れていてもハイウエストを着こなす女性がその中を通り過ぎることもあるでしょう。
柄物がブームでも黒一色で魅せる姿は美しいものです。
大事なことは好きな服をどう着こなすか、です。
流行物を着ている人が全て似あっているわけではありませんし、好きでない服を着ていることは意外と伝わってしまうものです。
だからまずは本当に着たい服を見つけてください。
その上でその服があなたに似合っているのか、着こなすためにはどうしたら良いのかを考えてください。
あなたの好きな服があなたに似合う、という理想を目指すことはきっと綺麗になる近道だと私は信じています。